引き続き、民俗学者:宮本常一を追いかけている。
今、読んでいる本は「宮本常一・・・逸脱の民俗学者」 岩田重則:著 河出書房新社:発行。
まだ読み始めたばかりなのだが、いきなり、心に響く記述に出会った。
少し長くなるのだが、忘れないように引用しておこうと思う。
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このクロポトキンの受容を語った自...
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2015年4月アーカイブ
横浜スタジアムに向かう人・人・人・・・・・
知人から、フラワーアレンジメントの発表会に誘われて横浜へ。
京浜東北線で関内の駅に降り立つと、
「お帰りの切符は、あらかじめお求めになってお出かけください」
「お帰りには大変な混雑が予想されます」
などという構内アナウンスが・・・・
これは何か催しがあるのだなという予想通り、本日は横浜ベイスターズの試合日らしい。
駅からゾロゾロと、関内駅...
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今日は、大人の社会施設見学の最終日。
都道府県会館 ⇒ 自民党本部 ⇒ 衆議院本会議傍聴 ⇒ 衆議院第二議員会館 ⇒ 憲政会館
行ってまいりました。
まずは、都市センターホテルにて昼食
時節柄、ロビーには武者飾り
外国人日本画家の作品が、ホテルの壁に。三作品で「松・竹・梅」
都道府県会館の建物内で見上げた吹き抜け。
こ...
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久しぶりに一冊の本を最後まで読んだ。
名も無き古老の話を、日本各地に訪ね歩いて聞き書きした宮本常一の本。
識字率が低い時代には、生活全般の知恵や知識は口伝で記憶するしかなかった。
その当時の年寄りは、実に多くの物語が頭の中にしまい込まれていたようだ。
文字を書くことが一般的でなかった時代から教育の普及で誰もが読み書きできる時代へ、
そしてキーボードで打ち込めば、さまざまな知的...
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ネットで情報発信して批判されるのが怖い?・・・ネットは誰が敵か味方を見分ける踏絵になる
かさこさんのブログには、共感を覚える記事が多い。
今日の記事は、過去、私がネットで経験して学んだことを、
そのまま歯に衣着せず代弁してくれたような内容だと、
深く共感した。
こんな人がネット上に存在していてくれることを心強く感じる。
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昨日の朝日新聞「天声人語」で、精神科医療について取り上げられていた。
川崎市の聖マリアンナ医大病院の医師が、
自らは診察したことがない患者の症例リポートを提出していたという事件に触れてのことだ。
私も過去に、必要があってメンタルクリニックや精神科を利用した経験がある。
その経験を踏まえて言うと、
「天声人語」にあるような(パソコン画面を見つめたまま患者の話を聞く医師)は、いる。
自分の...
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観ました。
第一印象を裏切らない第二話で、最後まで目が離せませんでした。
昔、TBSは(ドラマのTBS)と言われて、名作のドラマが多く制作されたと聞きますが、
今回の「アルジャーノンに花束を」も、なかなか良いドラマのような気がします。
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主人公のサクが友達と思っていた職場の同僚から、
「友達ってのはなあ、対等でなきゃいけないんだよ」という言葉を投げつけら...
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今、宮本常一の「忘れられた日本人」を読んでいます。
宮本常一は、各地の古老を訪ね歩き、聞き取り調査に徹したわけですが、
読み進むうちに、現代においては、宮本がとった手法の「聞き取り調査」に替わるものとして、
ブログは、後々の民俗学に有用な資料になり得るのではないか、という感じを抱き始めました。
これは、私が14年前からボツボツと更新しているHPの日記を読み返して感じたことが、
「忘れられた...
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最近、固定電話の呼び出し音が一度だけ鳴るということが度々あります。
今日は、2度鳴った所で受話器を取りました。
直後に「プープー」です。
相手が切ってしまったのです。
ネット検索したら、そういう事例がいくつか出てきました。
どこかで手に入れたか、ランダムに組み合わせた番号か知りませんが、
その番号が生きているか使われていないか確かめているのでしょうか?
私は日中、仕事で不在が多...
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宮本常一:著の「忘れられた日本人」を読み始めたばかりです。
仕事や家事など、諸々の日常生活の合間に読むので、遅々として進みません。
ただ、読み始めていきなり、懐かしい昔の農村の有様が、私の脳裏によみがえってきました。
(私は、農村生まれですので)
(昭和26年調査・・・)などの記述があるところをみると、
どうやら、私が生まれ育ったころに、宮本常一は聞き取り調査に歩いていたようです。
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「アルジャーノンに花束を」について記事を作成しようとして、
そう言えば、HP内の「にっき」に関連した記事を載せたことがあるような気がして、
過去ログを遡ってみました。
私は、2001年にホームページ・ビルダーを使って個人HPを開設しました。
インターネットを利用し始めた当初には予想もしていなかった冒険でした。
個人HPを大勢の人に読んでもらうには、他人(ひと)の気を惹くコンテンツが必要条件...
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スタートしてしばらくは、この頃お決まりのトレンディな話になりそうかと思いきや、
終わってみれば、次回を期待させる内容に仕上がっていた。
持たざる者が、ある日突然持ってしまったら、人生はどう展開して行くのか?
設定を現代の日本に置き換えて、原作の内包するテーマをどのように描いて行くのか、
これからが楽しみなテレビ・ドラマになりそう。
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今夜10:00からTBSテレビで、
ダニエル・キイス原作の小説「アルジャーノンに花束を」がドラマとして放映されるようです。
私は20年近く前にこの本を読み、日本で舞台演劇されたものを鑑賞もしました。
とても印象深い作品です。
知的障害で日々周囲から邪魔者扱いや差別的処遇を受けながら、
邪な恨みつらみの感情を抱くことのない純粋無垢な一人の青年が、
先進的医療科学技術の実験的被験者になって...
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宮本常一(みやもとつねいち)は、分類から言うと民俗学者です。
ただ、彼は学問としての机上の民俗学ではなく、各地を訪ね歩いて、
自らの目で土地の状況を確かめ、地元民から聞き取りするという手法を貫きました。
【逸脱の民俗学者】と呼ばれる所以です。
彼は、私の郷里に近い周防大島の出身です。
数年前、親族の葬儀に参列するために帰省した折、
姉が「宮本常一記念館」に連れて行ってくれました。
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今朝も、最高裁判所の判決に関してテレビの情報番組が取り上げている。
サッカーボールを蹴った少年(当時)にも、生涯にわたる衝撃だし、
亡くなった高齢者の家族にとっても、
あの一件が無ければもう少し長生きできたかもという感情が拭えないだろうし、
どちらの立場にも同情してしまう。
このニュースを耳にして感じたことが、もう一つある。
それは、高齢者がバイクに乗っていたことに関して。
私の義父は...
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11年前、小学校6年生の男児が蹴ったサッカーボールが道路に飛び出し、
ちょうどバイクで通りかかった80余歳の男性がそのボールを避ける為に転倒し、
その後入院、そして1年半後に肺炎で亡くなったという事例に、
最高裁の判決が出た。
少年は、ゴールに向かってシュートするという通常の動作をしたのであり、
バイクの男性に向かって、何らの悪意を含む故意はなかったと察せられる。
バイクで通りかかって転倒...
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一時期ほどではないにしても、相変わらず語学学習への関心は高いと思う。
教育現場でも、今や日本全国どこの小中学校にも ALT が派遣されるようになった。
果たして、 ALT 配置の成果はあがっているのか?疑問だ。
にもかかわらず、それなりの報酬を払って、
日本に来ている英語をしゃべる外国人を雇っている。
彼らの教育技術はどれほどのものか知りたいものだ。
「わたし(たち)はなぜ英語がヘタなのか...
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こんなブログ記事を読んだ。
「高齢者にテレビを観てもらう必要がない理由」
なーるほど、そうだったのか。
最近、民放のテレビ番組がちっとも面白くないと思ったら、
高齢者対象ではお金にならないから・・・そういうことだろ♪ジャン♪
このごろ、私が関心を持ち、穏やかに視聴できる番組の大半がNHK。
昔、父がNHKばかり観ていて、あんな退屈な番組をよく観るよとバカにしていたけれど、
今ではす...
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このところ立て続けに女性国会議員の不祥事が報じられている。
やり玉に上がった女性議員はいずれも、バッチリメイクに巻髪で、色美しいスーツ姿。
議員がお洒落をしてはいけないとは言わない。
ただ、個人的な感想を勝手に述べさせてもらうなら、
服装にも表情にも、知性・教養・議員という職業の自覚などのピリッとするような印象が見られない。
この服装や化粧は誰の目を意識しているの?と訊きたくなることが多い。
...
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今日は強い南風
ハラハラと桜の花びらが風に流される
もう散ってしまうのか・・・
微かに湧き上がる惜別の情
去年今年 変わらぬ花の様なれど 散りゆく今日の侘しさぞ今 (露草)
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映画「滝を見にいく」を観た。
秘境の滝を見るツアーに参加した40代―70代のおばちゃん7人の話。
最初のシーンは、見知らぬ同士がたまたま同じツアーに参加した時に見られるツアー仲間の雰囲気。
それが、道に迷って一夜をサバイバルする過程で、より親密な間柄に変化していく。
山の中で道に迷ったのだから、
これが現実であれば深刻な状況なのだけれど、
そこは映画、一行の行動はなんともほのぼのと話が...
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今朝、羽鳥慎一さん司会の朝の情報番組(モーニング・バード)でPTA役員決め問題を扱っていました。
私にとっては、既に遥か昔々のことになってしまいましたが、
いまだに、と言うより、昔よりももっと「引き受け手の無い」問題が深刻化しているという感想でした。
我が子が学齢期のころも、やはり、PTA役員の選出は難しい問題でした。
入学式が終わったら、そのまま保護者を引き留めて役員の選出という方法...
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