人間 ↓ 動物 ↓ 生物 ↓ 地球に数多存在する物質の一個 続きを読む
 マンションの管理人として仕事中に不審な人物が目に付くと、声掛けをするようにしています。もちろん、管理マンションに関係しそうな場合に限ります。対象が大人であっても子どもであっても同様です。  過日、担当マンション玄関先のアプローチでウロウロしている女児が目に留まりました。子どもといえども予想外の行動をすることがあるので「あなたここで何しているの?」と声をかけたのですが、小さな声でモゾモゾ話す声が聞... 続きを読む
3年前のある朝のこと、遠くから「かんりにんさ~ん、かんりにんさ~ん」と呼ぶ声がした。キョロキョロ見回すと幅広い車道を挟んだ対面の歩道にあるバス停から男の子が一生懸命私に呼びかけていた。それが I くんと A ちゃんとの交流の始まり。 その後は私の姿を見つけるたびに駆け寄って来ていろんなお喋りをしてくれた。 その二人が7月4日に海外へ行ってしまう。お父さんの転勤に伴うお引越し。さびしいなあ........ 続きを読む

成熟した人間とは

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『愛するということ』 THE ART OF LOVING  エーリッヒ・フロム 鈴木 晶=訳    紀伊國屋書店 いまこれを読んでいます。 私がいまなぜ「愛」に関心を抱くのか?それは、日本の社会に欠けているのが「愛」ではないかと感じているからです。 その中に"成熟した人間とは"という記述があり、大いに共感を覚えたのでここに書き写して残しておきたいと思います。以下引用(P.56文中より) 配慮、責... 続きを読む
 「おひとり様1個という形になっております」  「ここからはお入りいただけないという形になっております」  最近よく耳にする「~という形になっております」という表現があります。  「おひとり様1個という方針にさせていただいております」とか「ここからはお入りいただけない規則(とり決め)になっております」というところを「~という形」と表現しているのだろうと思います。 それにしても、安易に使いすぎじゃな... 続きを読む

気になる

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個性も喜怒哀楽の表情も感じられないアニメのようなビックリ目アヒルのように突き出した不自然なタラコ唇 一様にたらしっぱなしにしている若い女性のロングヘア 下着が見えそうなほどに短いスカート 新型コロナウイルス後も続くマスク着用人数の多さ 電車内はもちろん階段の昇降時でさえスマホ画面を見つめる人 「ありがとう」「ごめんなさい」「失礼します」「失礼しました」の言葉が失われた社会 「着るのか脱ぐのかハッキ... 続きを読む
 いま読み進めている小説の中で、登場人物がある人を訪ねたおりに応接間の壁に額が飾られていて、その絵柄が南天と小鳥だという一節がありました。  それを読んだ時、私の脳裏には南天の下で遊ぶスズメが浮かんだのです。  同時に思い浮かんだのが「富士には月見草がよく似合う」という太宰治の文章でした。  「富士には月見草がよく似合う」、そして「南天には雀がよく似合う」。  子どものころ実家の庭の隅に南天の木が... 続きを読む
 仕事帰りに郵便局に立ち寄りました。その時点で局内の客は、私と70代と思しき男性の二人でした。  郵便の窓口で男性が何やら窓口の女性に語り掛けているようでした。その時には男性の声が大きかったり荒っぽかったりはしなかったのですが、いったん窓口に背を向けて私の方に顔を向けた時、私と目が合いました。瞬間、私は異常な気配を感じました。  男性の用事は済んだようですが、そのまま立ち去るのではなく、局内にある... 続きを読む
 電車を降りて勤務地に向かう途中の歩道植栽の中に1本の朝鮮朝顔があります。私が勤め始めた頃から見かけるので、既に6年半くらい毎年この時期に開花します。樹高は1m30cmくらいです。  今朝、その横を通りかかった時に気づいたのですが、一枚のA4サイズの紙が取り付けられていました。「なんだろう?」と思い内容を読んでみると、どうやら近々役所の担当課によって伐採されるようです。 朝鮮朝顔には毒があるのでそ... 続きを読む
 むかし、『えんぴつがいっぽん』という歌がありましたねえ......  浜口庫之助さんの作詞・作曲だそうです。  私はこのごろ「いのち」って「えんぴつ」みたいだなあ......と感じています  鉛筆は削って使います  命も削って生きています  鉛筆は字や絵でさまざまな内容を表現します  命を長らえながら人はさまざまな生の模様を描いています  むかしは1本1本丁寧に手で削られていた鉛筆が  手回し削... 続きを読む

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