HPやブログは「個人史」になり得る

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「アルジャーノンに花束を」について記事を作成しようとして、

そう言えば、HP内の「にっき」に関連した記事を載せたことがあるような気がして、

過去ログを遡ってみました。

 

私は、2001年にホームページ・ビルダーを使って個人HPを開設しました。

インターネットを利用し始めた当初には予想もしていなかった冒険でした。

 

個人HPを大勢の人に読んでもらうには、他人(ひと)の気を惹くコンテンツが必要条件と、

HP作成参考書やネット情報に書いてありましたが、

残念ながら、私にはそのような才能の持ち合わせが無く、

素材は、それまでにノートに書き溜めた詩や雑文などしかありませんでした。

 

現実生活においては、あまり人的交流をすることのない私は、

若いころから、想いの丈を文章に綴ります。

 

HPには、その時その時の想いを新しく綴る為に「にっき」を設けました。

 

さまざまな心の動きに合わせて、中断したり再開したりしながら14年の年月が過ぎました。

 

今回、アルジャーノン関連記事を探すために、久しぶりに過去の「にっき」を振り返ってみると、

個人とはいえ、それなりに社会の動きを反映した内容の一つ一つが懐かしくもあり、

今ではもう書けない内容かもしれないと思える文章もありで、感慨深いものがあります。

 

(十年ひと昔)と言います。

私がHPをネットに上げてからの14年というのは、それなりに、ひとつの歴史になったようです。

 

途中で止めてしまおうと、ネットから退いたこともありますが、

思い直して継続してきて良かったと、今では思っています。

 

多趣味と言おうか、飽きっぽいと言おうか、

あれこれ脈絡なく習い事や関心ごとに手を出してきた私ですが、

それらのいずれもが無駄ではなかったような気がします。

 

数多くのことに手を染めた(たとえ中断したにしても)ことは、

私の場合、結局、文章を綴ることに集約されているのだと気付いた次第です。

 

「継続は力なり」という言葉の本質を実感するということは、それなりの時間経過が必要であり、

個人の人生において、そう何度も経験できることではないでしょう。

私はその「継続は力なり」の意味を、14年続けてきた個人HPによって実感することができました。

 

 

世の中にインターネットが出始めた頃には、その役割に懐疑的であった私も、

今やインターネットは欠かせない生活をしています。

 

 

これから先、どれくらいの日々、ネットにアクセスすることができるでしょう?

今やそんな年齢になりました。

 

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このページは、tsuyuが2015年4月11日 12:57に書いたブログ記事です。

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