「えんぴつがいっぽん」

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 むかし、『えんぴつがいっぽん』という歌がありましたねえ......

 浜口庫之助さんの作詞・作曲だそうです。



 私はこのごろ「いのち」って「えんぴつ」みたいだなあ......と感じています

 鉛筆は削って使います

 命も削って生きています

 鉛筆は字や絵でさまざまな内容を表現します

 命を長らえながら人はさまざまな生の模様を描いています


 むかしは1本1本丁寧に手で削られていた鉛筆が

 手回し削り器になり電動削り器になり

 スピィーディーに削れるようになるとちびるのも早まり

 今では鉛筆そのものさえ使われなくなりました


 人間だって

 昔は人と人とが直接かかわり合うことで

 ああでもないこうでもないとお互いの心を磨き合っていたのに

 今は直接かかわらなくても生きる為の手段に困らなくなりました


 そのうち人間も時代遅れで用済みの存在になるのかもしれない

 ふっとそう思います

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このページは、tsuyuが2024年5月15日 14:05に書いたブログ記事です。

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