「えんぴつがいっぽん」

| | コメント(0)

 むかし、『えんぴつがいっぽん』という歌がありましたねえ......

 浜口庫之助さんの作詞・作曲だそうです。



 私はこのごろ「いのち」って「えんぴつ」みたいだなあ......と感じています

 鉛筆は削って使います

 命も削って生きています

 鉛筆は字や絵でさまざまな内容を表現します

 命を長らえながら人はさまざまな生の模様を描いています


 むかしは1本1本丁寧に手で削られていた鉛筆が

 手回し削り器になり電動削り器になり

 スピィーディーに削れるようになるとちびるのも早まり

 今では鉛筆そのものさえ使われなくなりました


 人間だって

 昔は人と人とが直接かかわり合うことで

 ああでもないこうでもないとお互いの心を磨き合っていたのに

 今は直接かかわらなくても生きる為の手段に困らなくなりました


 そのうち人間も時代遅れで用済みの存在になるのかもしれない

 ふっとそう思います

コメントする

このブログ記事について

このページは、tsuyuが2024年5月15日 14:05に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「人生を植物に重ね合わせながら」です。

次のブログ記事は「伐採予告された朝鮮朝顔」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

2024年10月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

月別 アーカイブ