郵便局でカスハラの現場に居合わせた

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 仕事帰りに郵便局に立ち寄りました。その時点で局内の客は、私と70代と思しき男性の二人でした。


 郵便の窓口で男性が何やら窓口の女性に語り掛けているようでした。その時には男性の声が大きかったり荒っぽかったりはしなかったのですが、いったん窓口に背を向けて私の方に顔を向けた時、私と目が合いました。瞬間、私は異常な気配を感じました。


 男性の用事は済んだようですが、そのまま立ち去るのではなく、局内にある記帳台を挟んで窓口と対面する位置に立ちました。そして、今度は声を荒げて「あんたは前も同じことをしたんだよ!金券が何かとか聞いてきて嫌がらせじゃないか!なんで余計な詮索をするんだ!」云々と文句をタラタラ言い始めました。


 (あゝ、カスハラだ......)私はそう思いました。


 窓口の女性は40代か50代か、目を赤くして立ち尽くしています。途中から上司の年配女性が傍に立ち寄り添っていました。たぶん局長さん。男性が「なんだ、あんたは!」と言うと「上司です」と答えていました。


 私は自分の用事が終わったのでその場を立ち去ったのでその後のことはわかりません。


 窓口の女性の受けた精神的ダメージはいかばかりかと気になりました。


 いまこの国の社会は荒んでいます。

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このページは、tsuyuが2024年5月23日 21:20に書いたブログ記事です。

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