大型連休もあと少し。早朝の駅ホームには人影がまばらです。
今日も勤務の私がホームの椅子に座っていると、自販機の方向から合成音声のような声が聞こえました。何度も何度も同じセリフを繰り返すのです。注意して聞いてみると、どうも「キャベツください、キャベツください」と言っているように聞こえました。
誰の声?と思ったのですが、そちら方向に人はいません。あるのは自販機とその下をヨチヨチ歩くカラスの姿だけです。
オウムやインコや九官鳥が人の言葉をしゃべるのは知っていましたが、いずれも飼育されている個体が人間の話し声を真似るものだと思っていました。
今朝の「キャベツください」の発声もとはそのカラス以外に考えられません。
カラスはあっちに行ったりこっちに来たりしていましたが「キャベツください」の声もカラスのいる方向から聞こえてくるので、そのカラスが発声しているのに間違いないと思いました。
野生のカラスがいったいどこで、「おはよう」とか「こんにちは」ではなく「キャベツください」を覚えたのでしょうか?
毎日の通勤を続けていると、こんな珍しい光景に出会うこともあります。
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