今朝の電車で隣り合った若い女性二人の話し声が耳に届きました。気をひかれた言葉は「自分磨き」ということです。
「あの人は『自分磨き』をしていないのよねぇ」と言うのです。
私はその次の言葉を待ちました。
「だって、髪の毛を整えるとか眉毛を手入れするとか洋服に気を遣うとかしてないし......」
その後『彼氏、元カレ』という言葉が続いたので恋愛関係かなと推察しました。「これまで23年生きてきて......」というセリフがあったので、しゃべっていた女性は23歳ということでしょう。もう一人の女性はもっぱら聞き役に徹しているようでした。
『自分磨き』と聞いた時私は「おぉー、すごい。最近の若い人でも自分を磨こうという話が出てくるんだ」と思ったのですが、彼女の『自分磨き』と私の『自分磨き』の内容が異なっていたことで高齢者の私としては考えさせられる出来事でした。
私の思う『自分磨き』とは【さまざまな経験と知識を吸収する意欲をもって自らの内面の人間性を高めること】なのですが、彼女の話から察すると【さまざまな手法や手段を駆使して見た目を装う努力をすること】なのかな、と受け取りました。確かに見た目に手入れを怠らないことも大切なことではありますが内面の充実も忘れないでねと思った次第です。
あなたの『自分磨き』とはどんなことでしょう?
ひとりしずかさん、こんにちは。
全く同感です。シニアになってから特にそうですね。
ただ、若い頃は外見を磨くことに意識が集中していたバカ女の時期もありました。
自分磨き、今後は特に内面の充実にしか興味なしです。
ひとりしずかさんは、何をなさっていますか?
アウルさん、コメントありがとうございます。
私は小学校5年生くらいから「人はなぜ生きるのか、どう生きたらよいのか」が脳裏から離れず、行動や思考の全てがそこにつながるという生き方をしてきました。そこには生い立ちが大きく影響しています。
今もそうした生き方の流儀は変わらないので、自らの見聞や行動について常に考えることが『自分磨き』と言えば言えないこともないのでしょうね。
好きな言葉は「真実一路の道なれど 真実鈴ふり思い出す」です。
ひとりしづかさん、こんにちは。
随分と精神の早熟なお子さんでいらしたのですね。
まだ貴ブログを最近少し読ませていただいてますゆえ、生い立ちは分かりかねますが、物事を深く考えるようになられたのでしょうね。
生い立ちは、人の一生を大きく左右すると感じます。
それほど、親・兄弟の影響は大きいのです。
よく本も読まれているのだなぁと感じいります。
山本有三さんの本は「路傍の石」しか読んでいません。
「真実一路」の中の言葉ですよね。
私もシニアになって考えることは、うそ偽りなく、誠実に生きることに尽きます。
そして、死ぬまで心の「自分磨き」をしていけたらと思っています。
アウルさん、こちらのコメントへのお返事が遅くなり申し訳ありません。
最近は仕事でパソコンを使うようになって、帰宅してからもパソコンに向かう気力・体力が削がれているものですから。
「人間とは何ものか?」という考えが常に頭から離れない私は常に周囲から浮いた存在として扱われてきました。でも、生涯を貫く一本の筋を持ち続けたことが高齢となった現在の私の力にもなっていると感じます。
アウルさんのブログ、フォローさせていただいてます。身体的な負担を抱えていらっしゃるようですが、できる限り状況改善の方向に向かいますように。