北海道でOSO18という熊が駆除されて、駆除した人に非難の声があるという。駆除した人の精神的苦痛はいかばかりかと心配している。
牧場の牛を多数襲ったOSO18は、明らかに人間の生活に脅威を与えていた害獣と言えるので、その存在に怯えていた人は多かったと思う。そのようにOSO18の出没地域に暮らしている人にとって駆除は朗報であったに違いない。非難している人というのはどの地域に暮らして声を上げているのだろう。
近年は鳥獣保護とかの条例などが制定されていて、暮らしの周辺に出没する迷惑鳥獣への対応が難しくなっている。民家の屋根の隙間に棲みついたコウモリさえ駆除してはダメで、コウモリが忌避する薬剤で追い払うしか手が無いのだとテレビで報じていた。
これからはゴキブリを退治するにも罪悪感を感じなければならないのだろうか......こんな表現をするのはゴキブリに失礼だと言われるのだろうか?
その一方で、対人間に関しては日に日に冷淡な扱いが広がっているように感じているのは気のせいか?
保護されるべきは鳥獣で人間は保護の対象ではない時代なのか。
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