年末は昔から忙しい時季と決まっている。
できれば年内に一年の総決算をしてスッキリと新たな年をスタートしたいというのが多くの人の願い。
とは言いながら、やり残しはどうしてもある。
このごろは「できないことには、あえてこだわらない」ことに決めた。年末年始儀礼のほとんどは「しなくても命に別状はない」ことだと思うから。
この覚悟に至るまでずいぶんと行きつ戻りつを繰り返した。多くの人から「後で何かと言われないためにはやっといた方が良いよ」という助言をもらったが、心の無い儀礼はできるだけしないと気持ちは固まった。儀礼的な付き合いをしない人間に対して「あーだこーだ、だからあいつはダメな奴だ」などと短絡的に陰口を叩くような人間と付き合っている時間はもったいない。
だって、もうすぐ死ぬんだもの。
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