先日の明け方「ラジオ深夜便」のインタビュー・コーナーに市毛良枝さんが登場されました。登山家としても有名な女優さんです。
そのお話を伺いながら、私は自分との共通点の多いことに少し驚いたのです。もちろん、内面的なことですが。
40代で登山を始められたこと、一座目から3000メートル級の山であったこと、白馬岳登山をされたこと、山を始める前には特にスポーツをしていたわけではないこと等々です。山を続ける理由に関しても共感できるところが多いのです。
私も、それまで運動らしい運動などしたことも無いのに一座目が富士山で二座目が白馬岳でした。富士山に登ろうと思ったキッカケは日々の暮らしの中で解決困難なことが多々あり、人生思いつめて究極の選択をして周囲に迷惑をかけるのは避けたいが、気持ちの切り替えの為に日本一の山に登るという無謀をしてみたらどうだろうと思ったわけです。
ラジオ深夜便のインタビューの内容に関しては登山以外のことも共感することが多かったですね。
世の中に自分と似た人は必ずいるそうですが、そうした人たちと日常的に出会える機会は少ないです。私は子どもの頃から周囲に「変わり者」と言われて嘲笑の対象にされ続けてきた記憶しかありません。そのために他人との付き合いは極力避けてきました。しかし、今回、市毛さんのお話に耳を傾けながら、私と同じように考えたり感じたりしている人がいることを実感させていただきました。
そういう意味でも、こうした有名人がご自身の人生を語ってくださることが無名の誰かの心を励ますということは有益なことの一つですね。
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