昨夜オリンピックの女子フィギュアスケートSPをテレビ観戦しました。
疑問だらけのロシア代表選手の出場許可問題に関心があってのことですが、彼女は1位通過でした。演技はたしかに素晴らしかったですね。でも、ルールはルール、並外れた演技ができようが年少であろうが、疑いのあるかぎりは出場停止が原則でしょうと思います。
それはそれとして、中継アナウンサーが出場選手の紹介をするたびに多くの上位選手が「ロシア モスクワ生まれで〇〇(国名)代表」と紹介されることに驚きました。
確かに、出身国から代表に選ばれるのは至難の業だけれども他国に国籍を移せば世界大会に出場できる可能性があります。昔、マラソンでオリンピックに出場したい日本の芸人さんがカンボジアに国籍を移した、なんてこともありました。
今回の「ロシア モスクワ生まれ」の選手たちの代表する国々はいずれもロシアと隣接する国です。
緊迫するウクライナ情勢のいま、その関連のニュース解説が多く報道されているので、ドーピング問題の他にもロシアという国と周辺国の関係性の深さと闇を垣間見るような気がしました。
昨年の夏季オリンピックと今年の冬季オリンピックの開催をめぐるあれこれを見ていると、もうオリンピックなんて観たくもないと思ってもしょうがないですよね。
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