昨日、仕事帰りに自衛隊の接種会場で3回目のワクチンを接種してきました。
今日は接種箇所が少々痛いのとダルさと少々の頭痛があります。1回目は接種2日後に発熱があり、2回目は多少のダルさがありました。今回は2日連休の前日の接種を予約しておいて正解でした。
それにしても、いつまで新型コロナウイルスに行動を制限されなくてはならないのでしょうかね。
この2年半の通勤時、次第に沈み込み落ち込んでいく日本人の姿を目の当たりにしてきました。仕事を始めた5年前には通勤の電車で座れることはなかなかありませんでしたが、コロナの行動制限が始まってからはほとんど毎日のように座席確保できています。それどころか、土日の電車は1車両にチラホラの乗客という寂しさです。皆さん、休日の外出を控えていることが肌で感じられます。まあ、私が乗車する電車が始発から4-5本目の早朝便だからということもあるでしょうが。
日本人乗客はほぼ全員無言です。一方、外国人らしき乗客は連れと途切れなく喋っていることが多いようです。入国制限をしている現在、国内で見かける外国人には顕著な傾向が見られます。それらの変化を感じながら、鎖国という声も出始めるくらい厳しい入国制限がこの国にもたらす将来的な影響を深刻に考えざるを得ません。もっとウイルスの感染状況を科学的に検証しながらも行動の緩和に踏み切る決断があっても良いのではないだろうかと思うのです。
慎重であることは大切です。しかし、あえて一歩を踏み出す勇気も、場合によっては必要です。いずれを選択したとしても100%の安全は保障されるわけではないのですから。そこで為政者に求められるのは決断の結果に対する責任の取り方ですよね。「私が責任を取る。だからこの決断をする」という発言は、この国ではめったに聞けないのが残念です。
それにしても、コロナ対応に限らず、社会の状況が低迷を続けるようになってますます、この国は人間の精神衛生に関心の薄い国なんだなあ......ということが次第に明らかになっているような気がします。
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