このところ「ウロウロ」という言葉が脳裏を離れません。日々の自分の思考や行動が「ウロウロ」だという自覚があるからです。そんな時、認知症の高齢者の行動がそうなんだろうなあ......と想像してしまいます。
(何かをしなくっちゃ)(何をすればよいのだろう)(どこへ行けば良いのだろう)(頭に浮かんでこない)(でも、とりあえず動かなくっちゃ)と、そんな感じです。
私の場合は、年々思考能力の衰えは否めませんが、しばらく考えていると回路はつながって行動に至るので、まだ認知症とは言えないでしょう。
老いるとはこういうことか... と、経験の中に新たな認識を加えつつ日々をやり過ごしているのです。
「いつまでも若々しく」とか「老いてもトキメキは大切」などとその手の情報誌などで煽ったり焚きつけたりしているようですが、段階を踏んで「枯れる」ことも自然の成り行きとして受け入れたほうが良いと思っています。
私は「枯葉」となってフェードアウトしたいなあ......
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