最近ニュースで伝えられる事象をつらつら眺めて脳裏に浮かぶ言葉がタイトルの文言です。「平家物語」の出だしの部分です。何事においても(人事に限らず自然界全て)、いつまでも思うがままに権勢をふるい我儘を押し通し続けることはできないことが昔々からわかっていたということでしょう。
現在流行している新型コロナウイルスにしても、いずれは収束するはずです。自然破壊やCO2 排出にともなう気候変動のことも、いずれは結果が出るはずです。すべては【時】が重要なカギとなるのでしょうね。そういえば、我々人間が壁にぶちあたった時にも【時】に心身をゆだねて、落ち着いて過ごしているといつの間にか事態が好転するということが多々あります。
心したいのは「驕ることなかれ」ということではないかと、最近耳にするニュースに登場する多くの人々の在り様を見ていて感じています。
たまたま手にした権力や地位や特別な生まれなどに付随する「ノブレスオブリージュ」を自覚できない人に対しては、その他大勢の一人である私の胸に自然な敬愛など湧きようもありません。ま、向こうは向こうで「あんたなんか問題じゃないから!」ということでしょうが、ね。
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