選びたくもない人間ばかりが立候補できる国

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 このところ国のかじ取りに関わる選挙のことでメディアが喧しい。

 選挙のたびに思う「どうせまた同じことなんだよね。というか、昔よりどんどん立候補者の質が落ちているんだけど...」と。そうは思いながら選挙権が届くと「義務の実行と権利の行使」の呪縛にとらわれて会場に足を運んでしまう。つくづく自分の四角四面な性格を恨めしく思う。


 わが日本では国のトップを国民が直接選ぶことはできない。前段階で国会議員を選べるだけだ。その国政選挙たる衆議院議員選挙も年内に行われる。

 またアイツが立候補するらしい。アイツに票は投じたくない。かといって他に選択肢が限られているとなると、思想信条が遠くても他党の新人の名前を書くしかない。それとも白票を投じて一票を捨てるか...。なんで毎回アイツが立候補してしかも当選するんだと怒りが湧いてくる。

 アイツとは直接話したことがある。その時にアイツがとても国会議員が務まる人物ではないことを確信した。案の定、ある時その無能ぶりがメディアで広く世間に知られることになったが、その後も本人は国会議員としてノホホンと安泰な様子なのが腹立たしい。


 人としてどうなの?と問いたくなるようなガラの悪い人間ばかりが選挙に立候補するようになった状態を放置すれば、早晩この国は終ってしまうだろう。

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このページは、tsuyuが2021年9月22日 04:43に書いたブログ記事です。

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