今回の新型コロナウイルスの感染拡大にあたっては、年齢別の特徴が強調されている。子どもや若者については感染するけれども症状が出ないし重症化の例も少ないということだった。それを良いことに何らの警戒行動にも移行せず、それどころか「若い者は大丈夫らしいから」とか「外出するなって言ったって、自粛ということは禁止ではないし・・・」とかの発言をテレビ・インタビューで笑いながら語る若者を見るたびに情けなくなる。
諺・格言には、先人たちが困難に直面した時の経験から得た訓えが込められていると思う。そんな諺・格言の中から、いま私が引用したいのは「君子危うきに近寄らず」ということ。
これだけ世界中に感染拡大している最中なのに、あえて、海外旅行に出て行き感染して帰国する人たちがいる。この記事を打ち込んでいる今も、テレビニュースで帰国者の感染を伝えている。3月14日から家族でニューヨークを旅行して帰国した10代の女性が感染判明したのだそうだ。
いったい何を考えて海外旅行に出かけたのか・・・あまりにも愚かすぎる行為ではないか。
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