テレビで健康番組が多く放送されるようになって、素人ながらいろいろな病気の情報や知識が増えてきた。ふだんあまり病気とは縁のない私は、それらの放送をほとんど聞き流している。
昔、医者にかかった患者が開口一番「先生、風邪ひいちゃってね、薬くださいよ」と言う人が多いという話が取り上げられて、医者が診断を下す前に自分で病名を決めるなという、真剣な話だったか笑い話だったか、いまだに覚えている。
それを真に受けて、私はそれ以来医者にかかるときには「風邪ひきました」とは言えなくなった。症状を何とか説明しなければとアレコレ考える。これがまた、面倒くさくて、つい医者に行くのを避けてしまう。まあ、これまでは何とかほったらかしで治癒してきたから良かったものの、高齢者になったこれからは、どんな病気が命取りになるかも知れず、何かあったら医者の診断が必要なのだし・・・と、先日(ひっさーーーしぶりーーー)に受診して無駄骨に終わったわけ。
でも、後で考えると風邪ってどうしようもできないらしいからしょうがないと言えばしょうがない。
その後(先週の火曜日から)ずっと咳・痰・胸部不快感が継続するので、この症状にどんな名前がつくのだろうと考えていて、2-3日前にふっと『気管支炎』という言葉が浮かんできた。インターネットで調べると、まさに自分の現在の症状のままだ。
はあーーー、気管支炎だったんだと、素人診断をつけて納得している。
幸い、症状は軽くなり、気分は回復しているので、このまま無理をせずに過ごすしかないだろう。
ネットの情報によると気管支炎はウィルスの感染によるらしい。心当たりあり。毎日の通勤電車の中で遠慮なく「ゲホッ!ゲホッ!」と咳き込まれる度に逃げ出したくなるが降車まで逃げられないことが多い。毎日人ごみの中に出かけていけば、こんなこともある。
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