会社からの指示で人間ドックを受診してきました。
67歳になって、今更人間ドックなんてと思う気持ちはありますが、これもお給料のうちだと思い、足取りは重く向かった次第です。
何が面倒って、検体の採取に始まって予約日時に指定の場所に出向く労力を考えると、結構手間暇かかることなのです。若い正社員と同じ福利厚生にしていただくのは有難いことではありますが、もうどうでもいいや・・・という感覚でもあります。
指定の健診クリニックが、ちょっと住まいから離れた場所にあるので、今回は胃部のバリウム健診をキャンセルしてもらいました。下剤を服用しての帰路1時間半はキツイものがありそうでしたので。
もう過去に何度も健診を受けていますが、このごろ思うのは、育児と一緒で、人間は機嫌よく動いていられれば大丈夫なんではないかなということです。どこかに不調があれば、きっと不快感を自覚するわけで、そうなってから医者を受診すれば良いわけで・・・なんて言うと、反論の嵐は轟々なんでしょうね。長生きが必ずしも幸せではないことに気づいているのは、長生きしている高齢者本人でしょうね。
人間ドックの義務化には、国民の「健康で幸せな生活」を純粋に祈る配慮だけではなさそうな思惑も見え隠れすると「放っておいてくれ」とも言いたくなる私です。
こんな悪態がつけるのも、私が現時点で大きな病気を抱えていないからなのでしょうが。
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