32年続けてきた現職を4月以降も続けようと1月に採用面接を受けた。
面接を受ける前から嫌な予感はあった。
面接を終了した直後に、それはますます強い予感になっていた。
そして、結果は(不採用)。
やっぱりね・・・
私の職場での立場は最低最下位。
自らの意見を表明することは求められていない。
管理職の要請のままに動くことだけを求められている。
しかし、その管理職に職場運営のビジョンも理念も見識も無いならば、部下への適切な指示・指導が為されるわけがない。
下々の労働者は自らの頭で考えて動かざるを得ない。
ところが、そのような「理念も見識もない管理職」ほど部下の仕事への横やりを入れがち。
結果、その事業所全体の職務達成のレベルは低下し、働く現場の雰囲気も険悪になって行く。
32年この仕事を続けてきた間に、あり得ないあってはならない管理職の有様を目の当たりにしてきた。
生来の性格から黙っていられない私は、折に触れ、そうした現象に批判的な目を向けたり言葉にしたこともある。
一方で、最下位に求められる仕事以上の仕事も押し付けられるままに果たしてきたという自負もある。
そんな私の姿勢が面接官の不興を買ったのかもしれない。
その他にも、いろいろ勘ぐれば裏の裏もありそうだが、それは推測に過ぎない。
まあ、久しぶりの面接試験で、しかも、長年籍を置いていた職ということもあり、
求職者としての謙虚さに欠けていたのだろうと振り返っている。
「不採用」の通知を受け取った直後は少々自己嫌悪に陥ったけれど、
よくよく考えて、ここいらがこの業界から離れる潮時かも知れないと思うようになっている。
4月から就活が始まる。
今のところ健康であることを幸いと思って、働けるうちは働くつもりで、前を向いて進もう。
【訂正追記】
ここに書いた職の在職年数を32年と記しましたが、正しくは29年でした。
今年の4月2日で、夫が亡くなって30年になります。
長かったような、あっという間だったような・・・
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