トランプ氏が第45代アメリカ合衆国大統領に就任した。
祝福の気持ちというより、怖いもの見たさとか好奇心といった感覚で深夜のテレビ中継を見た。
注目された就任演説だったけれど、際立って印象に残る内容は無かった。
国内の利益を優先し国民の雇用を増やすのだと、これまで通りの主張の繰り返し。
これまでの政権の失態で、米国内の中産階級の利益となるべき富が外国に流出したと言っていたけれど、
世界中の富の大部分はトランプ氏をはじめとする少数のアメリカ大富豪が握っているのではないのか?
その張本人の大富豪トランプ氏に言われてもなあ・・・という感じは捨てきれない。
見捨てられた米国民と言われているそうだけれど、
今回、トランプ氏を支持した階層の人たちは彼の言葉にどれだけの実現性があると思っているのだろうか?
これまで通り自分の事業をしながら大統領をするの?と思っていたら、事業は息子に任せるのだと発表。
でも、それっておかしいよね。
あのトランプ氏が息子の仕事ぶりに口を挟まないわけがない!
結局は、大統領を務めながら商売もするってことでしょう?
そう言えば日本にもいたっけなあ・・・
親の莫大な資産から毎月、庶民の年収も及ばないほどの小遣いを貰っていた総理大臣が。
彼の行動も突飛で荒唐無稽で傍迷惑だったよなあ・・・
金持ちで有名でという人物に趣味で国のリーダーをやられてもなあ・・・と思うが、
ほとんどお金で手に入れられる地位のようだから、下々で何を言おうと思おうと彼らには痛くも痒くもないことか。
ケネディ大統領の就任演説に感動した当時が懐かしく思い出された。
ま、今回のことも歴史上の大変換として後々まで語られるのだろう。
さてもさても、これから世界はどう動いて行くのやら。
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