師走も早や半ばが過ぎようとしている。
今年の後半は、とにかく忙しい日々が続く。
街中への外出も頻繁になる。
私は車の運転を止めたので、移動は全て公共交通機関を利用するか徒歩である。
前期高齢者の仲間入りとはいえ、幸いなことに自分はまだまだ元気に動けている。
そんな私が、最近、外出の際に特に意識するようになったことは「危険の回避」である。
今年は特に高齢者の自動車過失運転に巻き込まれ死傷者が出るという事故が相次いでニュースになった。
道路を歩くにもウカウカしていられない。
常に周囲に目配り気配りしながら歩かなければと思う。
自分本位で無謀な自転車は言わずもがな、超が付く危険な対象である。
電車のホームでボンヤリしていれば、いつ何時背中を押されて線路に突き落とされるかわからない。
電車の到着を待つ間も、できれば壁を背にして立つとか、周囲の気配に神経を研ぎ澄ますようにしている。
そんなに神経質にならずとも・・・と笑われるかもしれないが、
このような私を行き過ぎた心配性だと鼻先で嘲笑する人は、考え直した方が良い。
今や、都会だから地方だからと区別できる状況ではないはずだ。
もっと範囲を広げて言えば、世界中が危険に満ち溢れている時代なのだ。
人間なら誰も必ず一度は死ぬ。
その一度には復活という選択は無い。
一度しかない死なら、自分で納得の行く死でこの世とオサラバしたい。
間違っても、理不尽な事故に巻き込まれるような死に方はしたくない。
というわけで、
超が付くほどの慎重な行動を心がけるようになった私。
だって、なるべく痛い思いはしたくないし・・・
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