『世界は「ゆらぎ」でできている 宇宙、素粒子、人体の本質』
吉田 たかよし:著 光文社新書
世界的な低迷時代に突入したかに思える昨今、メンタルを病む人が増加しているように感じます。
最近、街中(まちなか)で、周囲に聞こえるほどの独り言(それも攻撃的な)を呟く人を見かけることも多くなりました。
生き辛い世の中になっていることは確かなようです。
そんな現代は「うつ」の症状に苦しむ人が多いのではないでしょうか?
なぜ人は楽観と悲観を生じるのか?
その両者に優劣があるのか?
この本の
【第5章 人体は「ゆらぎ」をたくみに利用する】
【第6章 脳が揺らぐ、心が揺らぐ】
は、落ち込みがちな人たちに、ぜひ読んでみることをお奨めしたい文章です。
宇宙の中の地球という星に生きている人間という生物は特殊・特別な存在ではなく、
科学の目で見ると「なるほど!」と腑に落ちることもありますね。
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