昨日、買い物帰りに重い荷物を手に道を歩いていると、
背後から「こんにちは」と声を掛けられました。
「えっ、わたし?」と振り返ると、一人の少年がニコニコ笑っていました。
「これ」と差し出した少年の手には一粒の栗が握られていたのです。
「どこで拾ったの?」と応じた私の声に、その少年、一瞬怯んだようです。
無理もありません、私の声は低くて詰問調の話し方なので、
少年は叱られているように感じたのかもしれません。
それでも、彼は「あっちの公園で(ムニャムニャ・・・語尾不明)」と答えてくれました。
「へぇ-----、良かったね」と私が言うと、少年は嬉しそうに「うん」。
直後の曲がり角で「秋だねぇ」と言ってお別れ。
体操服の胸には(6-2)と書いてありました。
6年生の少年だったようです。
ちょっとホンワカした出来事でした。
少年少女が "見知らぬ人" にも安心して挨拶できる社会にしなくちゃいけませんね。
そうではなくなりつつある現代社会のような気がして、大人の責任を感じます。
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