文章は、いくつも書いていると、いつの間にか自分なりの文体ができてくる。
「です・ます」で書くか、「だ・である」で書くかは、
書く目的や、書いている時の気分に左右されることが多い。
「です・ます」の場合は、読み手に語りかけたい気持ちで書いている。
一方、
「だ・である」の場合は、むしろ、自問自答を文章にしている場合が多い。
私は、新年がやって来てしばらくの間、「です・ます」調で文章を書きたくなる。
多くの人々が、親元に帰ったり親戚と出会ったりして絆を確認し合う雰囲気の中、
"私は頼らない。私は独りでやって行く"と自分に言い聞かせながら、
長年、親や親戚と疎遠になりつつも独りでジタバタしてきた私。
それでも、人並みに、盆や正月には誰かに語りかけたくなっているようだ。
そんな気持ちが「です・ます」調の文体に表れてくるのだろうか。
そろそろ正月気分も抜けて、世間も私も日常生活モード復活。
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