花の咲いている左が今年の株、右は昨年の株。
図書館で借りた本が貸出期限を一日過ぎていたので図書館へ。
読み終えることができていなかったので、再借り出し。
いま読んでいるのは、
「ナチスと精神分析官」 ジャック・エル=ハイ:著 高里ひろ/桑名真弓:訳 KADOKAWA:発行
内容は非常に興味あるのだけれど、翻訳に難ありで、非常に読みづらい。
どうも、内容に関しての翻訳者の知識や理解度が浅いように感じる。
ナチスや戦時の精神分析など歴史的な事柄への見識も不足しているのかな?という感じ。
翻訳されている日本文から原文ではこうではないかと想像しなければならない個所もあり、
内容の理解に時間がかかる。
翻訳は難しい。
横の文章を縦にするだけでは済まない。
まずは、翻訳者が原作者の表現した作品の意図や背景文化・歴史を理解していないと、
読者に伝わる読み物にはならない。
外国語で仕事をするうえでの難しさだと思う。
言葉は、理解と誤解の分かれ道になり兼ねない道具。
言葉を操るのは難しい、けれど楽しくもある。
図書館の帰りに、小さな食品スーパーへ立ち寄る。
今日と明日の食材を調達。
レジで、私の前に立った女性(私と同年輩?)の手に白杖が握られている。
どうも視力に問題を抱えた人らしい。
視力が弱いのか、バッグの端から大きな虫眼鏡がはみ出して見えた。
他人(ひと)事ではない、私の視力も最近急速に下降線をたどっている。
あゝ、人の手を煩わせることなく、自分の思うがままに行動できる事が少しずつ減って行く。
したいことがあれば今のうちに、とも思う。
そうは思いながら、今日も相変わらずの日。
なかなかねぇ・・・思うようにはいきませんことよ。
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