今年は成田山への初詣の機を逸して、今日は久しぶりの成田行き。
午後3時過ぎに到着したのだけれど、
平日ということと今朝の悪天候の影響もあってか閑散としていた。
成田まで出かけるのは理由があって、
羊羹で有名な「米屋(よねや)」でしか買えない"しょうがの旨煮"という品が目当て。
ところが、ほぼ一年間ご無沙汰の間に"しょうがの旨煮"という製品が無くなっていた。
店の人に問うと、製造元で作らなくなったのだと言う。
詳しい事情はわからないが、このご時世、
こうして消えていく商品はこれからも増えるような気がして、少しだけ寂しかった。
美味しかったのに・・・(涙)
消えていくのは"しょうがの旨煮"だけじゃないよ、と思う。
ボンヤリうかうかしていると、手間をかけた日本古来の良品はどんどん姿を消していく。
お前は伝統を大切にしてきたかと問われれば自信はないが、
自分を含んだ、現代の高齢者世代が繋げなかった『大切な何か』のことを、
最近になって、しばしば考えるようになった。
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