先日、NHKテレビ「ためしてガッテン」で耳鳴りに関する話を取り上げていました。
私自身は、日常生活に支障をきたすような耳鳴りはないのですが、
それでも、最近常時「シーンシーン」という音が聞こえています。
何かに熱中していると気にならない程度です。
昔、知人の男性(当時60代半ば)が耳鳴りで悩んでいると語っていました。
その男性は、耳鳴りで病院を受診したりしていたので、程度が重かったのでしょう。
さて、「ためしてガッテン」情報によると、
高齢になると、脳に音を伝達する部分の機能が弱まり、伝達できない音が生じるのだとか。
高齢者は、特に高音が聞き取りづらくなる、または聞こえなくなるそうです。
ところが、届くべきはずの高音周波数の回路から何も聞こえなくなると、
脳は必死に音を探して過剰活動になる、と。
その脳の過剰反応状態が耳鳴りの原因だそうです。
要するに、耳鳴りの音とは、外部刺激ではなく内部から発するものだったのですね。
日常生活で苦痛を感じるような耳鳴りには、
補聴器を着用するのも一つの改善法だと言っていました。
「音をもって音を制する」的な発想だったと記憶しています。
老化による聴力の変化は避けられないのかもしれません。
私も、ここ数年テレビ・ラジオの音声や人との会話で聞き取りづらいことが増えました。
テレビの音声に関しては、息子が微調整してくれて、以前よりクリアに聞こえるようになりました。
私が聞こえないと感じる原因には、最近のテレビでしゃべる人たちの話し方が、
早口だったり口の開かないしゃべり方だったりすることも原因していると思います。
ま、長年使って来た体の器官ですから、どこかで使用期限が来るということでしょうか。
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