元同僚にバッタリ出会いました。
場所は、駅の改札を入ったコンコース内にあるハンバーガー・ショップ。
実は、この元同僚と、このハンバーガー・ショップで偶然出会うのは二度目です。
一度目は4年前、彼は退職の送別会、私は異動の送別会に向かう直前にコーヒーでもと立ち寄った時。
お互いに、これから送別会に向かうところだったので、話もそこそこに別れました。
あれから4年目、今日偶然レジで隣り合わせになったのです。
レジで発した声に聞き覚えがあり、横を見るとカンニング竹山似の彼がいたというわけ。
「おおっ、久しぶりー」というわけで、相席してアイスコーヒー飲みながら話に花が咲きました。
彼は早期退職して現在は悠々自適の毎日。
隣市の旧家のぼんぼんで生涯独身。両親は亡くなり、今は古い一戸建てに一人暮らし。
私「どう、元気?今日は何しに出かけてきたの?」
彼「家の周りの草取り用に、動きやすい作業ズボンはないかと思ってね」
私「へぇー、草取りしてるんだぁー」
彼「一戸建ては大変だよ。草は生えるし、植木は伸びるし、夕方には家じゅうの施錠をして回らなきゃならないし」
彼「年取ってみると、マンション形式の集合住宅が一番だね。草取りの面倒はないし、鍵ひとつで戸締りできるし」
私「へぇー、そうなんだあ・・・たしかにそうかもねぇ」
私「ところで、住み替えなんか考えている?これからもっと年取ったら大変だよ。ボケる前に何とかしなくっちゃ、ね」
なあんて話を延々としたわけでして・・・
彼は私と同い年。しかもお互いに伴侶なし。
って、艶っぽい話にはなりませんよ。お互いにそんな性格ではないので(笑)
けれども、これから迎える老後に関して抱える問題には共通項が多く、話が弾んだのでした。
現役の頃からパソコン嫌いの彼は超アナログ人間で、最近の情報に疎いのです。
それで、多少はインターネットを使えて、週に3日とはいえ仕事もしている私が最新の高齢者向け情報をご伝授申し上げた次第。
久々に心置きなくおしゃべりできて楽しくて、お互いにもう少し話したかったのですが、
今日は私の歯医者の予約があり、時間が迫ってきたのでおしゃべり終了。
別れ際に、「これで二度目の偶然だから、(二度あることは三度あるって)言うし、また会いましょう」と言って別れたのでした。
ほーんと、気の置けない会話ができる人です、カンニング竹山似の彼は。
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