1月10日、TKPシアターで「東ベルリンから来た女」を鑑賞。
東ベルリン・・・ベルリンに壁があったことなど、もうずい分昔の記憶、歴史の1ページになってしまった。
世界が東西に分かれていた時代、東の世界で暮らすことがどんな不自由や緊張を強いられていたか、
西の世界に暮らしていた者には想像もつかない。
思想や行動に制限を加えられ監視される日々の息苦しさを垣間見ることができる映画。
予告の作品で気になったのは「ハンナ・アーレント」。
昔、岩波ホールで鑑賞し感銘を受けた「ローザ・ルクセンブルク」の監督&主演で再びこの作品。
「ハンナ・アーレント」は、ナチスのアイヒマンが裁かれた裁判への見解で世界中の非難を浴びることになった。
過去の歴史において女性の思想家は珍しいというのは「ローザ・ルクセンブルク」鑑賞時に知ったこと。
そんな数少ないであろう(思想や哲学に信念を貫く女性)ハンナ・アーレント。
上映日を逃さないように鑑賞しようと思う。
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