過去に何度か書いたことかもしれないけれど、昔から(年取ると人はなんで口数が少なくなるのだろう)と思っていた。
自分が年取ってみて、やっと、そのことが身をもってわかるような気がしている。
今日、80余歳の義兄と電話で話しをした。義兄とはいつも社会問題や政治の話で盛り上がる仲。
義兄宅にご無沙汰している私に「泊りがけで遊びにいらっしゃい」と義兄が言う。
「そうですね、日本の将来などについてお話したいですね」と返してハッとした。
80余歳の義兄と60余歳の私が「将来」の話をする・・・なんて。
電話を終えて独り心中で苦笑い。
束の間、無力感いっぱいだったけれど、ま、その感覚が長く尾を引くこともなかった。
老いて感覚が緩くなるのも、ある程度までなら悪くないかも。
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