漢字クロスワードを解いていると、初見の熟語がしょっちゅう出てくる。
その都度、辞書で確かめている。
昨夜から徹夜して解いたホワイトパズル(黒マスが無いもの)は難しかった。
所要時間 6-7時間で、やっと全マスを埋めて解答を引き出した。
今回、そのパズルの中で印象に残る熟語に出会ったので、ここに残しておこうと思う。
その熟語は 「意馬心猿(いばしんえん)」。
『解説』
煩悩や欲情がおさえがたい様子のこと。
馬や猿がさわぎ立てるのを容易に静めることができないように、
おさえがたい有様をいう。
なぜこの熟語に引っかかったかというと、過去にも、そして現在も、
この熟語で表現するのがピタリと当てはまるような人間に悩まされているから。
金への執着、異性への執着、他人の持てる好ましき物や人間関係を奪い取りたい欲求‥など。
しかも、それがいい歳とった年齢だからお粗末としか言いようがない。
人間年取ると鈍感になるのか(それとも、もともとそういう人間だったのか)、
周囲の困惑などお構いなしの厚かましい振る舞い。
そうか、そういう人間のことを「意馬心猿」というのか・・・
「そんなことに喩えたら馬や猿に悪いでしょ!」というのは漫才のオチ。
でも、心の言葉が通じないなんてのは動物よりたちが悪いでしょ!と思わなくもない。
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