映画「偽りなき者」

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考えあぐねた末、TKPシアターの6ヶ月フリーパスを買った。

期間中は、新作・準新作以外の映画は見放題。

 

ということで、早速、昨日に引き続き今日も映画鑑賞。

デンマーク映画偽りなき者 http://itsuwarinaki-movie.com/index.html

 

幼稚園女児がついた嘘で一人の男の人生が壊されていくストーリーは、

誰かによる実態とかけ離れた記述で誰かの実生活が壊されていく

ネット社会のいまが直面している現象に通底するものがあるように思った。

 

子どもは無邪気で嘘をつかないと、それこそ "無邪気" に決め込み信じ込む大人社会。

ところが、ところが・・・

他人を陥れようという積極的な悪意はなくとも、幼い子供もそれなりの嘘をつく。

幼いから純真無垢だとか、大人だから賢明で冷静な判断対処ができるとか、一概に決めてはならない。

 

狭い範囲の地域社会において、一度壊された人生が完全に修復復活することは難しい。

人の心は千差万別。

やがて大方の人々の表面的な差別阻害は取り除かれたとしても、何もなかった昔に帰ることはできない。

 

さまざま考えさせられた映画だった。

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このページは、tsuyuが2013年9月 8日 00:15に書いたブログ記事です。

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