三重県の女子中学生が遺体で見つかった事件は、本当に痛ましい。
しかし、中学生が午後11時という時間まで外出していたことや、
暗闇を一人で歩こうという判断をした彼女に危機感の欠如を感じる。
おそらく歩きながらスマホを眺めていたであろうことを推測させるような証言が報道されている。
犯罪を犯すような心得の悪い人間は、今の社会に限ったことではなく昔からいる。
私は幼いころから親に「人気のない場所や暗闇」の危険性を繰り返し言い聞かされた。
それは、ある時は幽霊話であったりキツネに騙される話に喩えられていたように、今になって思う。
少し長じて難しい話が想像できるようになると、怖い人間から被りそうな悪行の例を聞かされることもあった。
ある時は「山へは一人で入ってはいけない」だったりもした。
そうやって危機意識を身につけて来たように思う。
世の中には、用心に用心を重ねても避けられない事件事故も起こり得るものだということは忘れてはならない。
その為には、幼いころから「怖い」の意識付けをしたほうが良いのではないだろうか。
なぜそうなのかを知り、必要に応じて怖がり、自分で対策を考えられるようになったほうがいい。
事件が発生した今となっては遅いのだが、
あの女子中学生が、最後に立ち寄ったコンビニまで家族に迎えを頼んでいたら・・・と思った。
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