昨年4月から再雇用で、以前と同じ仕事をしている。
再雇用になってからは私の勤務は週3日で、
残りの2日はこの業界初心者の別業種を退職した男性が担当している。
言ってみればこの男性が(相棒)というわけだが、
別業種を退職した高齢男性との仕事の連携に難しさを感じている。
私の仕事は、主婦が家庭でこなしているようなことを事業体の中で業務として担っていると言える。
したがって、家庭の主婦の気配りを応用しながらも、業務としてのけじめもある。
そのことを、これまで家庭内の雑事を妻に託して定年まで外で働いてきた男性に伝えるのは難しい。
家事という仕事をを軽んじられて嘆く主婦と同じ嘆きが私にもあり続けた。
そうした嘆きを封印しながら、私なりの職務遂行の仕方を模索しながら今日(こんにち)がある。
ところが、その(相棒)は、この仕事をいとも簡単に考えている節があって、
こんな仕事誰にでもできるという侮りがあるように感じた。
それでも、先にこの仕事に携わった者として、伝えられることは伝えようと業務連絡ノートを作った。
が、ノートに書いて伝えられない(気配り・目配り)のポイントが多く、
たまに同じ日に勤務する日に直に伝えようとしても「ハハハ」と笑って話を真剣に聞かずにその場を逃げてしまう。
自分は一つの仕事を定年まで勤め上げて、この仕事は片手間の小遣い稼ぎだからということか。
一方、再雇用とはいえ、これまでと同じ仕事を、持ち時間短縮で取り組まねばならない私としては、
できれば、彼に分担して果たしてほしい仕事に関して謙虚な耳を傾けてほしかった。
そこから二人の新たな連携をスタートすれば、その後のすれ違いは生じなかったと思う。
ややこしいのは、この二人の間に他業務の現役職員が関与してきたこと。
それがまた、揉め事を楽しむ(本人にその自覚は無いようだが)タイプの人だから困る。
新たな年度も私は同じ場所で働くことになると思うが、いまとても憂鬱だ。
年下の現役たちには「自分の仕事に専念せい!」と言いたいし、
(相棒)には、単なる小遣い稼ぎにしても、この仕事に対する軽視は改めていただきたいと言いたい。
ヤレヤレ(ため息)
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