相変わらず、テレビの前に座り込んで編み物三昧の日々。買い置きしてあったレース糸や以前編んだ作品の余り糸などを使ってコースターを編んでみました。まだ糸の始末や水通しをしていない未完成品ですが、同じ作品を多量に製作することのない私には珍しく、同じ編み方で次々に作っています。コースターづくりは、まだまだ続く予定です。
めっきり外出することの少なくなったこのごろ。私の接触し得る世間は狭くなっています。職場と自宅を往復する毎日。ときどき立ち寄るのは近所の店。視野を広げようとする意欲も行動力も弱くなってきたのは年齢(とし)のせいでしょうか?でも、それはそれで構わないような気もしているのです。すべてはあるがままに、と。こんな時代だもの、じっとしているのも、ある意味において本能的な自己防衛とも言えそうです。
テレビ番組にも、最近は見るべきものが無く、報道番組や学習番組が一番落ち着いて視ていられるように思います。報道番組を視るにつけ、出演者の皆さんも将来予測や対策が見つからずに手探りしているのだなあ、という感想を抱きます。人類には『始め』は確実にあったのですが、いつが『終わり』という期限は誰にも見通せるものではなく、その時その時に適応しながらつないで行くしかないのでしょう。こうして屁理屈を述べている自分という一生物としての存在も「不思議」に思えて仕方ありません。
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