このところあまり変化のない静かな毎日を送っている。
一方で、メディアで報じられる世界情勢は激動の度合いを日に日に高めているように感じる。
私の現在の生活が静かというのは、単に落ち着いて満たされているということとは少し意味合いが異なる。「嵐の前の静けさ」とでも言おうか。これからやって来るであろう回避困難かつ理不尽きわまりない状態が現実のものとなる予感を抱きつつ、なすすべもない一個人は静かにその時を待ち受けるしかないのだということを意味する。
およそ人間が為す行為において暴力ほど愚かな所業はないと断言できる。大小問わず、暴力が横行し蔓延し始めたいま、人間社会の劣化を想わずにはいられない。
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