勤務しながら見てきた6年間の子供の成長

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 子供の成長にともなう変化には著しいものがあって、勤務マンションの子供たちに関してもしかり。6年前には乳幼児だった子供たちが入園や入学して日々変化していく様子を見せてもらっている。

 私自身はわが子の育児に専念できなかった後悔も入り混じって、勤務マンションの若い両親の子育て環境にはうらやましい気持ちがある。そうではありながら、というより、だからこそ、子供には努めて声をかけるようにしている。


 そうした毎日を6年間過ごしてみて、子供たちの変化に気づいた。彼らはある時期を境に呼びかけに応じなくなる傾向がある。女の子は早くて2-3歳くらいから挨拶を返さなくなり、男の子も学齢に達する頃から反応がよそよそしいものに変化する。マンションの立地が都会であることも無視できない条件だが、他にも年齢に応じた社会的成長でもあるのだろう。それは仕方のないことだと受け入れて、私の方もなるべく接触や語りかけを控えるようにしている。


 今回の新型コロナパンデミックも3年になった。乳幼児の3年間はとてつもなく重要な3年間なのに、その間、接触やコミュニケーションを断たれた社会で過ごしているわけで、このことが彼らの将来に及ぼす影響がとても心配だ。


 子供が多く暮らす場所で仕事をしていて、この国の未来に絶大なる不安を抱くこのごろ。

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このページは、tsuyuが2023年1月18日 13:00に書いたブログ記事です。

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