今日の日テレ「ミヤネ屋」に軍事心理学の権威が出演して解説をしておられました。
私は人間のすることに関していつも心の動きを気にする傾向があるので、今回のウクライナへの侵攻に関してもプーチンがなぜ決断したかに関心があります。彼が、ロシア国民全ての現在から未来に亘る命運を握る責任を第一に考える人物なら、今回のような軍事侵攻には思いも至らなかっただろうと推測しました。
彼の表情や動きはテレビでしか見ることはできませんが、プーチンを見ていていつも感じていたのは「この人が心底から喜びを感じるのはどんなことだろう?」ということでした。
訪日した時も、日本の時の総理が自分の郷里の老舗旅館に招待してもてなしたにもかかわらず、プーチンが喜んでいるようには私には見えなかったのです。彼にとっては、老舗の細やかなもてなしであろうが心尽くした食事であろうが関心の外のように感じました。「あ~あ、無駄なことしてぇ......」と思って視ていたというのが正直なところです。
現在はウクライナ軍の支援のために西側諸国が武器供与や作戦行動への支援に力を入れていますし、日本で報道される関連ニュースでも軍事行動や戦略に関する解説が主流ですが、そもそもこの侵略を推し進める指示を出している張本人のプーチンの心理分析は重要だろうと思いますし、しかるべき部署では既に為されているのでしょう。
隣近所の諍いにしても世界レベルの諍いにしても、最初のゴーサインを出すのは人間である以上、発端心理に共通点はあるのではないかと思っています。
多くの人が願っているように、私も、一日も早くウクライナの戦争が収束に向かうことを望んでいます。ウクライナ国民の為にも、ロシア国民の為にも。
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