何を言ってもしても通じない相手はいる

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 私も近々70歳になります。このブログのランキング参加部門も「60歳代」から「70歳代」に変更しなくちゃなぁ......と考えているところです。


 先日、瀬戸内寂聴さんが亡くなられたことが報じられました。99歳だったそうですね。佐藤愛子さんもそうですが、90歳越えてもあのようであれば100歳を目指してみたいなあと思うのです。しかし、こればかりは本人の努力の及ばぬ力はある筈なので、わかりませんね。



 人生を振り返って改めて思うのは、話や想いが通じない相手(人)というのはいるものだということです。では、そうした人を相手にしたとき、自分はどう考えどう行動すればよいかということです。

 何事も真剣に受け止めて人の言うことを真に受けてしまい易い自分は、さまざまな場面で利益からは遠い存在できたように思います。それでも、社会の底辺ながら、こうして細々と暮らしていられるのは、救ってくれた人の存在があってこそのことだったように思い、その人たちへの感謝は年齢を重ねるほどに強い想いとなっています。


 でもね、どんなに誠意(私なりの)を尽くしても言葉を尽くしてもわかってくれない人がいました。その一人一人との関りから振り返ってみると、どなたも『自分が一番』『利用できるものは誰でも何でも利用する』という共通点がありました。そして一様に、向こうから近づいてきたという共通点も......。私って「いいカモ」だったのでしょうね。そんなに美味しいものも持っていない私から獲れるだけのものを盗ったら去っていくという繰り返し。私もいい加減気づけばいいのに、友達付き合いは辛抱がだいじでしょうという大いなる勘違いで我慢している間に大事なものを盗られてしまっていたのですね。


 ま、命と心だけは盗られなかったことを良しとしますか。

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このページは、tsuyuが2021年11月16日 17:52に書いたブログ記事です。

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