先日、美容院に行った時のこと。
その美容院に行くには階段を上らなければならない。その階段で、アームを伸ばした先のワゴンに作業員が乗って窓ガラスに向かって作業をしていた。下に警備員さんが一人。その横を通り過ぎた時の警備員さんが発した一言に私の耳が反応した。
「おばあさんが通られます」
「ん、いまなんつった?たしか『おばあさん』って言ったような...」
そりゃあ確かに、娘さんには見えないでしょうよ。それはわかりますよ。でも、この際『おばあさん』って年齢まで限定する必要のある場面か?怒りではなく内心でニヤリとツッコミを入れたくなった。
美容師さんにもその話をして二人で大笑い。帰り際に美容師さんから「髪をきれいに染めたから、帰りはなんて言われるかな(笑)」と言われて階段へ。こんどは何て言われるだろうと、警備員さんの言葉に聞き耳立てながら。
警備員さんのひと声は「通行人の方が通られます」。うん、それで良いじゃん。上にいる作業員に注意を促すのに老若男女の種類は関係ないよね。
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