今日は風もなく天気も上々。こんな日は嬉しくなる。日常行動もスムーズに運んでいる。
モンゴルで発生した黄砂が中国経由で日本にも影響がありそうだとのニュース。
黄砂といえば、いつも思い出すことがある。
小学校5・6年生の頃のこと。学校の女児用紺色スモックには白いかけ襟があった。
ある日の下校時間、ポツポツと雨粒が落ちてきたが傘が要るほどの降りではないので、そのままノンビリ歩いて帰宅。ただ、昼なのに何となくカスミがかかったような日だった。
帰宅してスモックを脱ぐと白いかけ襟に点々と黄色いシミがついていた。空気中の黄砂が雨粒で湿って襟に付着したものだった。
今と違って外国との接点もニュースに触れることも少ない環境にあって、中国から空を飛んで自分の襟にシミとなって付着した黄砂は、日本の片田舎で視野狭く暮らしている小学生の私に広い世界の存在と国境の無い自然現象について考えるキッカケとなった。
それにしも、さっき外干しした洗濯物に黄砂のシミが付かなければ良いけれど・・・
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