新型コロナウイルスに感染して重症化すると短期間のうちに命を落としてしまう例が報道で紹介されて、つくづく恐ろしいと思っている。
そんな中で、著名な方々の感染によるご逝去が報じられるようになった。
おそらく、志村けんさんの死亡ニュースは多くの人に衝撃だったと思う。先日の岡江久美子さんの時も驚いた。岡江さんに関しては、いつも朗らかな語り口や笑顔が印象的だっただけに、寂しさが募る。
つい2-3日前に報じられたのは、外交評論家として活躍されていた岡本行夫さんが新型コロナウイルスに感染して亡くなられたというニュース。政治問題を扱う番組に登場されるコメンテイターの中でも特に、私にとって好感度が高い方だったので驚きと落胆が大きかった。これからの時代をどう考えるかという課題に、もっともっとご意見を伺いたかったと思う。残念で仕方がない。
新型コロナウイルスは人を選ばない。それは、誰にも一度の『死』が用意されていることと同様の究極の平等ではあるが、人間社会では実践が難しい『平等・公平』の論理がウイルスの感染行動に実現しているなんてことを、いったいどう受け止めれば良いのだろう。
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