「かかりつけ医」を、と言うけれど

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 医師の数も減少傾向で大病院や総合病院が大変だと言われるようになったころ、「かかりつけ医」として近所の開業医を決めておくことが推奨されていた。最近そうした呼びかけを目にする機会が少なくなったが、みんなどうしているのだろう?


 私は今のところ医療のお世話になるような不具合がないので、いざとなった時にどこを受診するか決まっていない。人間ドックで指摘された項目も、経過観察を決め込んでいる。


 そんな私でも「かかりつけ医」と言える医師を決めているのは歯科医と眼科医。歯は子どもの頃から弱くて、どこに引っ越ししても、まず探すのは歯科医だった。眼科のほうは、年齢的なことからくる変化の経過観察として通院に便利な近くの眼科医を選んだ。


 昨年暮れ、歯茎が痛くて食事にも支障が出るようになり、久しぶりに歯科医に駆け込んだ。原因は歯槽膿漏によるもので、歯茎の掃除をしてもらって症状は軽快した。と、安どしていたら、先月から別の場所の歯茎が同様の状態になり、再び駆け込むことに。そこはもう一ヶ月以上完治しないでいる。齢だなあ・・・覚悟はしているものの、食事が思うように噛めないことは不自由だ。


 それにしても、その歯科医には、もう30年近くお世話になっているわけで、先日、先生の顔を見たらずいぶんお年を召しておられて・・・かかりつけ医も高齢者の仲間入りなのだという当たり前のことを再認識した。診断や治療にも衰えを感じたのは気のせいだろうか?


 「かかりつけ医」というけれど、医者も人の子で老いていくのは至極当然。その兆候を感じた時、患者としてはどの時点で別の医師に変わるかという問題も生じている。



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このページは、tsuyuが2019年8月21日 15:45に書いたブログ記事です。

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