政治に関しての発言は極力控えたいと思ってきた。
しかし、この度の衆議院選挙に関する動向を見ていて不気味な不快感を拭えないでいる。
インターネット上でこんな動画が紹介されていることを知った。
総務省と明るい選挙推進協会が選挙啓発のために2005年に制作した動画である。
その中に出てくる政党の名前が "希望の党☆"。
すでにネットでは話題になっているらしい。
一般社会集団においても、ある人物をやり玉に挙げて攻撃することで自らが主導権を奪取しようという人間がいる。
また、そうした人物に風が吹くと、自分もその風に乗りたいと吹き寄せられる人間は多い。
「そうだ、そうだ」「そうよ、そうよ」と、いつの間にか微風から竜巻になった勢いに巻き込まれた結果、
実は、やり玉に挙げられて追い落とされた人間の方がマシだったのではないか・・・
と、後悔するという事例は多々ある。
自ら神輿のてっぺんに乗ることに名乗りを上げる人間は、往々にして、乗ってしまえば満願成就。
つまり、一度は神輿のてっぺんで「してやったり」の快感を得ることだけが目的だったりする。
選挙がある度に思うことだけれど、
「この人たちの中から選んでください」と提示されるだけで選ぶ虚しさ。
よほど心して選ばないと、本当にこの国は危ういことになるような気がしてならない。
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