「を、得ない」は「おえない」ではない

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ずーーっと、ここ近年、耳障りで嫌な言葉づかいがあります。

それは「(何々を得ない)」という言葉の発音に関してです。


民放の若いアナウンサーでの勘違いは、どうしようもなく多いのですが、

絶対に間違えてほしくないNHKのアナウンサーでさえ、たまにあるという状況は如何なものか、と。

「・・・・・を、得ない」は「・・・・・おえない」ではありません。」

「・・・を得ない」は、「・・・を」の部分で述べられる行動の他に選択肢がないだろうという意味で伝わりますが、

「・・・おえない」では、そもそも日本語として意味をなさないのです。


例えば、

「行かざるを得ない」は「行くしかないだろう」という意味で伝わりますが、

「行かざる、おえない」では、何の意味かわかりません。


確かに、言葉は時代とともに変化するのは分かります。

でも、最近の日本語の乱れは、乱れ以上の混乱を呈してはいませんか?


私には、ちゃんとした母国語を使えない事が知能劣化と重なってしょうがないのですが。

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このページは、tsuyuが2017年7月 4日 18:06に書いたブログ記事です。

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