そこは遠慮してほしいところ

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今日・明日は休み。

やれやれ、一人で仕事をするようになって初めての休日。

無敵の体力を誇る私も、さすがに、つ・か・れ・た。



夕食の買い物を済ませて帰宅しようとエレベーターに乗り込む。

相乗りは小学3年生くらいの女の子。

さあ、昇りましょうか・・・としたところに、5階の住人夫婦が現れた。

二人の手にはそれぞれリンゴ箱くらいの鳥かごが。

中には小鳥がいる。

よく見なかったので不確かだが、インコらしき鳥が数羽。

お世辞にもきれいな鳥かごとは言えない代物。



まさに私が昇りのボタンを押そうとしていたタイミング。

普通なら遠慮するでしょう・・・と思いきや、

旦那の方が「乗れるだろ」と妻に向かって言い、鳥かごを下げて乗り込んできた。

私も女の子も・・・いや、ここは遠慮してほしいんですけど・・・とは言えなかった。

女の子は8階の住民、私は6階。

できればそのデカイ2つの鳥かごとご一緒したくはなかった。



その後、昇り始めたエレベーターの中での夫婦の会話は、

「ほら、キョロキョロしてるよ」

「知らない人がいるからビックリしているのかな」

なんて・・・鳥もペットとなると人扱いになるのか。

ビックリしているのはこっちだよ!


ちなみにその夫婦は50歳前後で子供はいない。

男性のほうが先にマンションに住み始めて、

その後結婚した奥さんも決して若いとは言えない人。

引っ越してきた彼がまだ独りの頃、大音量の音楽が近隣に響くのでひと声掛けたことがある。



籠の中で鳥が羽ばたくと小羽根やエサの殻などが飛び散るので、

昔から籠の鳥には近づきたくない私。

エレベーターの中では彼らにお愛想の一言も言わなかった。

私の後ろに立っていた女の子も無言だった。



物が鳥かごでなくとも、リンゴ箱ほどの大荷物を二つも抱えているなら私なら遠慮するところだが・・・

まあ、人はそれぞれだから、私の常識があちら様も同様とは言えないことは百も承知。

でもなぁ、妻に向かって「乗れるだろ」はないでしょうよ。

そこは、先に乗っていた女の子と私に向かって「ご一緒してもいいですか?」でしょうよ。

心の内でそう思った私だった。


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このページは、tsuyuが2017年5月23日 23:14に書いたブログ記事です。

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