昨日は東京へ行って来ました。
浜松町からモノレールに乗って流通センター駅で下車。
あるスポーツ系ブランド衣料・メーカーのセール。
世界的に有名なブランドだけに、セールとは言え値段は高め。
私が買ったのは半袖Tシャツ1着・ハンカチ・靴下・ベルト。
たまたま入場券が手に入ったのでブラリ出かけてみたのですが、
何か理由が無いとなかなか東京にも出かけなくなったので、良い機会でした。
帰路、浜松町で乗り換えようと階段を上りきったところで遭遇した一件。
階段の最上段におじいさんが下方に体を向けてへたり込んでいました。
その横で、もう一人のおじいさんが彼を立たせようと脇を抱えて四苦八苦。
何かの発作が起きたのか病気が急変したのか・・・と、私は思わず声をかけました。
「大丈夫ですか?」
私を見上げたおじいさんからフーッとお酒の匂いがします。
傍で脇を抱えているおじいさんの顔もいくらか赤らんでいます。
東京で楽しい集いでもあって盛り上がったのでしょうか。
「立てますか?これから電車に乗られるのですか、それとも階段を下りるのですか?」
と問いかけるのですが、おじいさん二人とも返答を返してくれないのです。
へたり込んでいるおじいさんの手を取って立たせようとしましたが、彼は腰が抜けたのか立てません。
私はその時、おじいさんに貸した手の反対側には手提げ袋を2つ下げていて両手が使えない状態。
へたり込みおじいさんの連れのおじいさんと私がモタモタしていると、
スッと若い女性(30-40代くらい)が寄ってきて、
「サ、一緒に行きましょう」
と、へたり込みおじいさんの脇に手を差し込んで助け起こし、
二人のおじいさんと共にホームを歩いて行ってくれました。
どうやら、二人のおじいさんは階段を上ってきて、これから電車に乗ろうとしていたようです。
女性は、たまたま近くにいて、この様子に気づいた人のようでした。
昔の仲間と旧交を温めてご機嫌になったのかもしれないと推察しますが、
高齢を自覚して酒の量も適度にしておかないと、ですね。
街に出ると色々な場面に遭遇します。
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