★ 先だっての日米首脳会談の際、黄色い椅子に腰かけて握手を交わした両首脳。
トランプ大統領が異例の長時間安倍総理の顔を覗き込んでいたのが印象的で、
握手を終えた安倍総理が苦笑いをしながら体勢を崩していました。
なぜなんだろう?と思っていましたが、先日のTBS「ひるおび」の報道でその謎が解けました。
あの時、日本の記者団から「総理、こっちお願いします」と声がかかった時、
トランプ大統領が安倍総理に「What did he say?」と質問し、
安倍さんは「Please look at me」と答えたのだそうです。
それで、トランプ大統領が大サービスで安倍総理を見つめ続けたという顛末だったようですね。
日本側の随行員は、とっさにその間違いに気づき、
安倍さんも直後に気付いた結果があの「やっちまったな・・・」の苦笑いだったようです。
せめて、「He said ~」を付けていれば・・・ということでしょうか。
あの時、何度も報道関係者による首脳会談時の撮影を経験している政治家の先輩として安倍総理が、
「彼らは私たちの目線を欲しがっているのです」とか
「我々を正面から写したがっているので、各報道カメラに順番にサービスしましょう」
とか言っていればかっこよかったのかな。
ことの真相を知って、改めてトランプ大統領の典型的アメリカ人らしい部分を見たような気がします。
また、公人としての報道機関への対応に不慣れなトランプさんの現在が垣間見えたということでしょうか。
トランプさん、本当は大統領になりたくなかったのではないかな・・・と今でも私はそう思っています。
★ 北朝鮮の金正日氏の長男である金正男氏がマレーシアの空港で殺害されました。
おそらく、現在北朝鮮の最高指導者の地位にある異母弟・金正恩氏の指令によるものであろうと言われています。
彼らも、自由な国の一庶民として生を受けていれば、このようなことにはならなかったかもしれません。
人は親を選んで生まれてくるわけではないという現実の悲劇を見る思いがします。
金正恩氏の置かれた状況(周囲の誰をも信用できない)が彼を疑心暗鬼に駆り立て、
極限の孤独に陥った果てが身内・肉親さえも抹殺せずには安心できないという行動に走らせるのでしょう。
つくづく、名も無き一庶民として生きていられることの幸いを感じます。
★ 日本国内のニュースでは、子供に対する虐待が気になります。
甚だしい事例では、実親や義理の親の暴力行為で子供たちの命が奪われています。
若い親の行為である場合が多いように感じます。
今一度、幼いころからの家庭教育や学校教育・社会教育のあり方を真剣に見直さなければならないのではないでしょうか。
全てが自由、何をしようと勝手という全放任の社会は決して良い方向には向かわないと思います。
何らかの生きる規範や指針、そして節制が必要ではないでしょうか。
でも、それが特殊な宗教への盲信になるのは話が違うと思いますが。
★★★
まあ、最近のニュースを見ながら、私もアレコレ考えてみるわけです。
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