闘っている対象、それは自分自身の変化です。
いえいえ、決して見栄えや体力ということではありません。
無自覚のうちに進行している【無気力】【無感動】【無関心】の三無です。
三無主義と言えば1970年(昭和45)頃から、当時の若者世代の特徴を表現する言葉として登場しました。
本来の三無は【無気力】【無関心】【無責任】で、これに【無感動】を加えると四無だそうです。
1970年頃からということは、私もその年代に属することになります。
ただ、その傾向が一番顕著だったのは、私の年代より少し後の世代かと思われます。
このところの私の三無は若者の場合と違って【無感動】が【無責任】と入れ替わります。
【無責任】を加えて四無になることは、私の場合はないつもりです。
・・・責任感が強すぎてかえって厄介なくらいですから・・・
ま、それはさておき********
登山は下り坂が一番注意を要します。
緊張感をもって下って行かないと、思わぬところで怪我をしがちです。
私もいま、人生の下り坂。
麓の到着点は木々に遮られて、どの辺りか見当もつきませんが、
緊張感を失わずにソロソロと歩みを進めなくてはならない時期なのでしょう。
ふっと気を緩めると顔をのぞかせる自分の三無と闘いながら。
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