都知事選挙が決着つきました。
選挙戦が始まってすぐに、結果がなんとなく予想できたのはなぜでしょう?
私たちは、多くの情報をマスコミ報道から得るしかありません。
常々、そうしたマスコミの報道内容次第で思想を左右されることの危うさを感じています。
マスコミに左右されない考えを持つためには、受け手もあらゆる角度から事象を判断できるように、
日ごろから多くの経験を積み書物を読み他者の話に耳を傾けて、自己の確立に努めておくことが必要だと感じます。
そして、今回の東京都知事選挙ですが、
各候補に関する報道を視ていて、最初からメディアの取り扱いが小池氏に好意的であったように感じられました。
小池氏がメディア出身ということもあり、ご自身の見せ方には慣れていらっしゃるのでしょう。
小池氏で決まりだろうな・・・と察した途端に白けた気分になり、それ以上の関心が失せてしまいました。
社会の底辺を這いずり回るようにして生きている人間には所詮関わりの無い、
生まれながらにして恵まれた人たちの権力争奪戦です。
そうは言いながら、
この人たちの決定が蟻地獄の底でもがく多数の庶民の暮らしを左右するという現実は避けようのない真実です。
こんなブログ記事 を読みました。
貼り付いた笑顔を見せながら眼は笑っていない小池氏の不気味さに嫌悪感を抱く私は、
このブロガーさんの記事内容に共感を覚えています。
昔の人は言いました「眼は心の窓」と。
どんなに笑顔のお面を被ろうと、眼だけは隠せないのです。
眼前の出来事の損得を一瞬にして判断し、決して自己利益を損なうことの無い"賢い人"。
過去に出会った幾人かの人々を脳裏に浮かべつつ、そんな感想を抱いています。
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